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宮城 東鳴子温泉 いさぜん旅館

2013-04-27
■訪問
2013年3月下旬 日帰り利用 @500円

■アクセス
東北新幹線 古川駅乗り換え
JR陸羽東線 鳴子御殿湯駅下車 徒歩3分くらい

■ホームページ
いさぜん旅館





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歩いていると、鳴子御殿湯駅に列車が入ってくるのが見えた。長閑な風景。



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列車は鳴子温泉へと向かっていった。



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線路を潜ると鳴子御殿湯駅前に出る。こちらはメイン通りに温泉宿や民家と商店が立ち並んではいるが閑散としていて、温泉街というよりも普通の田舎町といった感じだ。通りは誰も歩いていない。軽トラが通り過ぎていった。



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そのメイン通りの入り口付近、駅からほど近い場所にあるのが「いさぜん旅館」。ユニークな浴室があることでも知られている。このいさぜん旅館でも、東鳴子温泉の多くの旅館がそうであるように湯治客を受け入れている。そんな昔ながらの古い造りをした鄙びた湯治宿が東鳴子温泉には多く、その鄙び加減がこの町の全体のイメージを形作っているようだ。



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ごめんくださ~い。と玄関の戸を開けると、いきなり乱雑だけどアットホームなロビーがあった。そしてなぜか阪神タイガースの暖簾。この阪神グッズ、色んな種類が脱衣所にもたくさんあって、どうやら宿のご主人は熱狂的な阪神ファンのようだ。



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帳場から出てきた女将さんに前日に鳴子温泉でも使った湯巡りシールを渡すと、これで最後ねと快く通してくれた。では、そのユニークな造りの浴室に入りましょう。出入り口は二つ。男女別ではなく、炭酸泉と鉄鉱泉?



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半地下造りで天井の高い浴室には二つの浴槽があって、それぞれに炭酸泉と鉄鉱泉という泉質の違う二つの源泉が注がれていた。その浴槽の間には、人の背丈でいうと胸あたりの高さの壁で仕切られている。浴室に入って左側、四角い浴槽が炭酸泉。湯温は温めで、褐色のお湯は柔らかくヌルヌルした浴感もある。ごく僅かにアブラ臭も感じられ、アワ付きもあって気持ちいい。



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壁を挟んで右側にあるひょうたんを半分にしたような浴槽が鉄鉱泉。こちらは湯温も熱めで、鉄鉱泉らしく赤茶けたお湯に金気臭がする力強いお湯だ。この鉄鉱泉の浴槽には自家源泉と、組合管理の東鳴子共同源泉(重曹泉)が混合されて注がれているようです。



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他に入浴客がいなかったのをいいことに、二つの浴槽を自由に行ったり来たりして楽しんだ。この二つの浴槽を持つ浴室は混浴なので、他にお客さんがいたり女性がいたりすると、必然的に反対側の浴槽に入ってしまうかも知れないな。二つの浴槽自体もあまり大きなものではないし。



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高い位置にある窓の外、すぐ向こうにはJR陸羽東線の線路があって、列車が通るとこの窓から見えた。窓の下には観葉植物が置かれていたりして、独自の雰囲気を醸し出している。



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炭酸泉の投入口ではシュワシュワと泡立っていた。この炭酸泉のほうが入りやすくて気持ち良かった。



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もう一つの浴室、東鳴子の共同源泉(重曹泉)を引いている大浴場(男湯)は、運悪く女性専用時間だったため入れなかった。この他に、露天風呂付き中浴場(女湯)と貸切風呂があるようです。ちなみに大浴場の暖簾にも描かれているように、このいさぜん旅館にはイメージキャラクターを務める猫ちゃんがいるようなんだけど、会えずじまいでした。



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さてと、次はどこに立ち寄ろうかな。















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■源泉
混浴浴室
【炭酸泉】ナトリウム-炭酸水素塩泉 低調性中性高温泉(旧泉質名 純重曹泉)
     いさぜんの湯1号・2号混合泉(自家源泉) 42.9℃ 微アブラ臭
【鉄鉱泉】ナトリウム-炭酸水素塩泉 低調性中性高温泉(旧泉質名 純重曹泉)
     いさぜんの湯3号(自家源泉)+東鳴子重曹泉 45.1℃ 微金気臭

大浴場(男湯)
【大豪寺の湯】ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 低調性弱アルカリ性高温泉
       (旧泉質名 含食塩・芒硝・重曹泉)
       東鳴子重曹泉 71.5℃
       ※女性専用時間あり

他に中浴場(女湯)と貸切風呂があるようです。

日帰り入浴は午前10時~午後8時

■備考
東鳴子温泉らしい湯治宿。ひとりプランは食事なしの湯治プランで格安ですよ。
いさぜん旅館(じゃらん)
いさぜん旅館(楽天)




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宮城 東鳴子温泉 高友旅館(後編)

2013-04-22
■訪問
2013年3月下旬 一泊二食付き @8400円

■アクセス
東北新幹線 古川駅乗り換え
JR陸羽東線 鳴子御殿湯駅下車 徒歩5分くらい

■ホームページ
高友旅館





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東鳴子温泉の高友旅館の後編になります。前回の記事は→コチラ 前編では主に高友旅館の温泉のことを記しています。



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外観と同様に、館内もかなり年季の入ったレトロな佇まいで、4つの源泉を巡りながらその鄙びっぷりを味わうのも楽しい。



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宿の玄関をくぐるとまず目に入るのが、昭和の街角によくあったタバコ屋のような帳場。なんだかタイムスリップしたような気分になる。でも中にいるのはタバコ屋のおばちゃんではなく(笑)、現代の若いお嬢さんだった。



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Wi-Fiも使える玄関脇の共用スペースには、雑誌に掲載されたこの宿の記事をまとめた興味深いファイルなどがあって、それに目を通しながら一服したりした。ちなみに備え付けのパソコンは壊れているのか使えなかった。



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中庭的な部分には、溶け残った雪がまだあった。真ん中にある木は桜なのかな? 宿泊した部屋からも食堂からも見えたので気になっていたのだけど、聞き忘れてしまった。



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この日は使われていなかった大広間への廊下。この辺りは何だかモダンな造りをしていた。あとで調べたところによると、なんでも宿の創業は大正時代なんだそうだ。この辺りがその当時の面影を残しているのかな。でもなぜかトラの剥製にフランス人形…。シュールだ。



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館内の中央にある待合所的なスペースには、地元情報満載なポスターやチラシが貼られている。旅先でこういうの見るのが何気に好きだったりする。



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ガラスの向こうが食堂。館内に4つある男性が入れる浴室を一通り回って部屋で寛いでいると、ちょうど食事の支度ができたと電話がかかってきた。どんな料理が出るのかな。



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この日はたくさん温泉に入ったので、お腹がペコペコだ。旅館部に宿泊のお客はこの食堂で食事するのだけど、自分の他に3組のお客がいたことをこの時知った。浴室や館内で誰とも顔を合わさなかったから意外だった。



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出された料理はどこの旅館にもよくある変わり映えのしないメニューだけど、湯治客を積極的に受け入れている鄙びた旅館のイメージからすれば意外だと思えるほど十分にして豪華なメニューだ。というか、自分はこういう旅館の食事が好きなんだなあ。



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もちろん地酒と一緒に、美味しくいただきました。



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食後はお気に入りの混浴大浴場の黒湯がちょうど女性専用タイムだったので、次に気に入ったひょうたん風呂へもう一度。



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はあ~。



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ぬるめの湯温と、ヌルヌルした浴感。そして炭酸水素塩泉が身体中に細かい気泡を作り、手で擦るとシュワシュワと弾けるのが気持ちいい。



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女性専用タイムが終わるのを待って、再び混浴大浴場の黒湯へ。おっ、誰もいない。



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この浴室を独り占めできるなんて、なんて贅沢なんだ。



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ふぃ~。やはりこのお湯が一番パンチが効いてる。強烈なアブラ臭も病みつきになるほどだ。お湯の中の脚がえらく太く見えますが、屈折率のせいですよ(笑)



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でも食事前に入った時よりも湯温がかなり熱くなっていた。30秒ともたないほどだ。いったん上がって、もう一度気合いを入れて、歯を食いしばりながら、お湯を揺らさないように静かに、そ~っと身体を沈めていく。



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手先と足先がジンジンしてくる。上がると身体が真っ赤だ。湯船の縁にあぐらをかいて一休み。その間もかけ湯しながら、この浴室にいることを楽しむ。そしてまたお湯に入る。それを繰り返していれば慣れてくる。



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天井をぼんやりと眺めながら何を思う。



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朝の光



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昨夜からも何度もこの混浴大浴場の黒湯を楽しんだが、結局誰とも会わずに終始貸切り状態で満喫できた。おかげで濃いお湯に疲れたけどね。



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さんざん温泉に入っていたので、朝から食欲旺盛。赤だしの味噌汁が身体に染み渡る。



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パンチのあるお湯を堪能しまくった宿泊でした。宿の雰囲気も含めて、またリピートしたい宿です。



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さてと、東鳴子温泉の湯巡りへと繰り出しますか。
















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■源泉
【混浴大浴場・黒湯】
※幸ノ湯源泉
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型) 低張性中性高温泉
(旧泉質名 重曹硫化水素泉)
源泉温度 57.8℃
24時間入浴可(20時~21時30分迄女性専用)
緑茶色した濁り湯 強烈なアブラ臭

【婦人風呂】 【プール風呂】 【もみじ風呂】
※顕の湯源泉
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 含土類-重曹泉)
源泉温度 74.6℃
24時間入浴可(プール風呂は混浴大浴場内にあるため20時~21時30分迄女性専用)
無色透明 無臭

【ひょうたん風呂】 【ラムネ風呂】
※玉の湯源泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 純重曹泉)
源泉温度 49.3℃
24時間入浴可
緑茶色した濁り湯 アブラ臭 泡付きとヌメリ感あり

【家族風呂】
※鷲ノ湯源泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 純重曹泉)
源泉温度 47.8℃
24時間入浴可
茶褐色 金気臭

各浴場ともに自家源泉、源泉掛け流し

■備考
鳴子温泉郷では有名なお湯で、雰囲気のあるとても古びた旅館です。旅館部に泊まる2食付きのプランと、食事の付かない湯治部のプランがありますよ。料金のお得な湯治部に連泊して、お湯を満喫するのもいいかもね。
黒湯の高友旅館(じゃらん)
黒湯の高友旅館(楽天)




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宮城 東鳴子温泉 高友旅館(前編)

2013-04-14
■訪問
2013年3月下旬 一泊二食付き @8400円

■アクセス
東北新幹線 古川駅乗り換え
JR陸羽東線 鳴子御殿湯駅下車 徒歩5分くらい

■ホームページ
高友旅館



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鳴子温泉駅から一駅、小高い丘の上にある小さな駅、鳴子御殿湯駅に降り立ちました。この駅周辺は東鳴子温泉と呼ばれています。



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東鳴子温泉は鳴子温泉のような賑わいはなく、どこか寂れているといいますか、古い湯治宿や民家に小さな商店、中には朽ち果てそうな家まであって閑散としていて静かです。でも極上の温泉を楽しめるんですよ。喧噪から離れて静かに湯治したい人にはピッタリですね。自分もお気に入りです。



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東鳴子の温泉街から少し離れたところに佇む古めかしい旅館、今夜はこの高友旅館に宿泊します。この宿の温泉があることで有名なんだけど、自分もすっかりハマってしまい一年ぶりの再訪となりました。



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部屋は旅館部と自炊部に分かれていて、二食付きの旅館部を予約しました。若い仲居さんに案内された部屋は2階の6畳間。ちなみにこの高友旅館、その造りというか佇まいがかなり年季が入っていることでも有名なんですが、そんなことないですよ。自分は味わいがあって好きです。そんな古めかしい宿に不釣り合いな若い仲居さんは、昨年は茶髪だったけど黒髪にイメチェンしていました(笑)



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自分「すっかり雪もなくなりましたね」
仲居さん「でも昨日、少し雪が降ったんですよ」
自分「そうなんですか!? 東京じゃ桜が満開だっていうのに」
仲居さん「それテレビのニュースで見てビックリしましたよ、こちらではまだ先ですね」

気さくな若い仲居さんと、いやお姉さんとそんな会話を楽しんだら、さっそくお風呂といきましょうか。



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この高友旅館には、4つの自家源泉と7つの浴槽があります。中には迷路のような館内の最奥にある浴室もあって、宿で湯巡りが楽しめますね。先ずは高友といえばココと言える、例のアレで有名な混浴大浴場の黒湯に向かいます。



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玄関に戻って、趣きのある帳場を真っ直ぐ進みます。このレトロな雰囲気がなんか好きです。



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すると、ちょっとした広場に出ます。館内図には確か卓球場と書いてあった気がするけど、卓球台はありませんでした。ビールやジュースの販売機やソファなんかも置いてあるので、湯上りの休憩所って感じかな。



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その広場に黒湯の入り口がありますよ。



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階段を下ると、奥に婦人風呂の入り口、右手に混浴大浴場の黒湯の入り口があります。脱衣所でいそいそと服を脱ぎ、浴室への扉を開けると



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キターーーーー!
目の前に独自な雰囲気を醸し出す浴室に深緑色の湯が張られた浴槽の光景が広がり、同時に強烈なアブラ臭に襲われます。コレコレ、例のアレとはこのアブラ臭です。コレに会いたかったのよお(笑)



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こんな造りの浴室は他にないでしょう。決して計算されたものではなく、廃工的な造形美とでもいいますか、使い込まれ古くなり朽ち果てる前に発する美しさとでもいいますか、幾度となく修理補修を繰り返してたら何か知らんけどスゲーことになったといいますか、ガウディを超えた建築美がそこにありました。←ぇ



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そんなことより(笑)、お湯が最高なんですよ。強烈なアブラ臭と共に、とにかく濃い! 濃厚! ラーメンで例えるなら本場九州のこってり豚骨ラーメンだろうかw 成分の濃い温泉に入っているんだなあ~ということを実際に体感できますよ。湯温は熱めで、浴感はからだ全体に重く圧し掛かってくるような感じです。でも決して圧迫感があるわけではありません。お湯自体は柔らかくて、若干ヌルヌル感もありました。




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浴室を巡る配管。昨年訪れた時は、この配管や後ろの石のタイルにも温泉成分で出来る析出物がびっしりとこびり付いて、その析出物が造形の一つとなっていい雰囲気を醸し出していたんだけど、綺麗に除去されていました。石のタイルが所どころ剥がれているのが、成分の濃さを物語っていますね。



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析出物で出来たオブジェ。どこか淫靡だ… ←おい



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この黒湯、鳴子温泉郷唯一の鉄天然ラジウム泉なんだそうだ。そして浴後に疲れがドッと出て、その疲れが取れると身体が驚くほど楽になるとのこと。ただ、温泉に慣れていない人の中には湯当たりで具合が悪くなる人もいるらしい。実際にこの日はカップルで宿泊していたお客さんが翌日になって、彼女が具合が悪くなって朝食に来れないと話していた。それを聞いた女将さんが、温泉を甘くみないで下さいと言っていたのが印象的だった。



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ちなみにこの黒湯と同じ浴室内には、別源泉のプール風呂があるのだけど、冬季は湯量不足のために利用不可でした。でもこのプール風呂と同じ源泉がもみじ風呂という別の浴室でも使われているので、そちらを利用することにしました。



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そのもみじ風呂は、先ほどの広場を真っ直ぐに通り過ぎて左に曲がり、52年館(自炊楝)にあります。ここを進むとその奥に



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ほら、あった♪ この入り口の外でスリッパを脱いで入るのがルールみたい。



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こちらは内からドアフックをかけて貸切りで利用できます。自炊部にあるので、脱衣所も湯治場のような雰囲気ですね。



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浴室もいたってシンプル。大きさも二人が限度ですね。石造りの浴槽に黒湯とは違って無色透明のお湯が張られていましたよ。同じ宿内にこんなに違う温泉があるのも不思議ですね。底には白い湯花が沈んでいて、掻き混ぜるとフワッと舞って薄っすらと濁りました。でもこのお湯が熱いこと熱いこと。自分は熱い湯には強いほうだけど、これは熱すぎる。やむを得ず加水させてもらったけど、それでも一向に湯温が下がる気配がないので、頑張ってかけ湯しただけになりました(笑)



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もみじ風呂のある自炊部はこんな感じ。自炊部の部屋には、自炊設備(ガス台・冷蔵庫・調理道具と食器一式)が整っているそうで、寝具付きの湯治部屋でウィークリーマンション感覚で気軽に湯治体験ができますとのことです。こっちのほうが良かったかな? 次回はこっちに泊まろう。



続いて、もう一つの貸切り風呂である家族風呂へ向かいます。この家族風呂が一番分かりにくい場所にあるんだよね~。案内しましょう。
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玄関に戻り、正面にある階段で二階に上がります。そのまま暗さにひるまずに真っ直ぐ進み、突き当りを左、右と行くと冷蔵庫が現れます。この冷蔵庫の脇にある階段をグルリと回るように一階に下りて左を向くと、あった♪



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ふむふむ、単純アルカリ鉄泉の純温泉ね。成分表の記述では、ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉(旧泉質名 純重曹泉)って書いてあるけど、いったいどんなお湯なんだ?


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2~3人サイズの小さな石造りの浴槽に、茶褐色の湯が張られていましたよ。湯温は適温で安心して入りました(笑) 鉄分を多く含んでいるのがわかる浴感で金気臭がしますね。こちらも黒湯とはまた違った源泉が楽しめます。



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館内湯巡りの最後はひょうたん風呂です。なんだか楽しくなってきたぞ(笑) またまた玄関に戻り、今度は写真の右へ廊下を進みます。



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客室の前を歩く時は静かにね。



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道なりに進むと女湯のラムネ風呂が現れます。ひょうたん風呂が男湯で、この二つの浴室には同じ源泉が投入されています。ですが、この女性用のラムネ風呂のほうがその名の通り、お湯の表面が炭酸成分の泡で被われ、からだに付着する泡付きもスゴイとのこと。ん~こちらにも入ってみたい。



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ラムネ風呂を素通りして、道なりに奥へと進んで行くと



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その名の通り、まんまひょうたんの形をした浴槽が現れましたよ。この浴室は高友旅館にある浴室の中でも採光が良くて、陽があるうちは開放感があって気持ちイイですね。



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お湯は黒湯を薄くした感じの深緑色で、黒湯には及ばないもののしっかりとアブラ臭もします。湯温は温めで、長い時間入ってられますね。何より身体の泡付きがスゴイです。小さな気泡に身体中包まれますよ。泡の付いた身体を擦ると、シュワシュワ~っと細かい泡が湯面に昇り消えていった。そしてヌルヌル感は黒湯よりも強いです。このお湯も気持ちイイですね~♪ 気に入りました。



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ふう~。部屋に戻ってビールを飲みながら一休み。チェックインしてから一気に4つの浴室を巡ってしまったけど、そんなことをしていたらあっという間に夕食の時間となりました。その食事の模様と宿泊記は、今回は浴室の紹介だけで長くなってしまったので次回にしますね。















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■源泉
【混浴大浴場・黒湯】
※幸ノ湯源泉
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型) 低張性中性高温泉
(旧泉質名 重曹硫化水素泉)
源泉温度 57.8℃
24時間入浴可(20時~21時30分迄女性専用)
緑茶色した濁り湯 強烈なアブラ臭

【婦人風呂】 【プール風呂】 【もみじ風呂】
※顕の湯源泉
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 含土類-重曹泉)
源泉温度 74.6℃
24時間入浴可(プール風呂は混浴大浴場内にあるため20時~21時30分迄女性専用)
無色透明 無臭

【ひょうたん風呂】 【ラムネ風呂】
※玉の湯源泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 純重曹泉)
源泉温度 49.3℃
24時間入浴可
緑茶色した濁り湯 アブラ臭 泡付きとヌメリ感あり

【家族風呂】
※鷲ノ湯源泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
(旧泉質名 純重曹泉)
源泉温度 47.8℃
24時間入浴可
茶褐色 金気臭

各浴場ともに自家源泉、源泉掛け流し

■備考
鳴子温泉郷では有名なお湯で、雰囲気のあるとても古びた旅館です。旅館部に泊まる2食付きのプランと、食事の付かない湯治部のプランがありますよ。料金のお得な湯治部に連泊して、お湯を満喫するのもいいかもね。
黒湯の高友旅館(じゃらん)
黒湯の高友旅館(楽天)




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宮城 鳴子温泉 西多賀旅館

2013-04-08
■訪問
2013年3月下旬 日帰り利用 @400円(湯巡りシール2枚)

■アクセス
東北新幹線 古川駅乗り換え
JR陸羽東線 鳴子温泉駅下車 徒歩10分くらい



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東多賀の湯を後にして、歩くこと数十秒。続いて訪れたのがこちら、西多賀旅館です。こちらも再訪となります。この西多賀旅館のお湯は、目の前の東多賀の湯から数メートルしか離れていないのに、見た目も匂いもまったく違うお湯なんですよ。不思議ですね~



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玄関に入ってチャイムを押すと奥から女将さんが出てきて、日帰り入浴を快く受付けてくれました。湯巡りチケットのシールを2枚剥がしてもらい、奥へと進みます。この西多賀旅館も自炊のできる湯治宿で、館内はシンプルですが綺麗にされていましたよ。



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廊下の突き当たりに男湯がありました。では、いただきま~す♪



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ジャ~ン♪
浴室は、壁にはめられたピンク色のタイルに白いコンクリートの床、そして角の丸まった四角い湯船にミルキーグリーンとでも言うのかな? 緑がかった乳白色をしたお湯が張られていて、それらの色が混ざり合って鮮やかで独特なコントラストをなしていましたよ。



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東多賀の湯の木造の浴室とはまた一味違って、共同浴場のようなこの雰囲気もまたいいものですね。



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お湯の表面には、白くて細かい湯の花がたくさん浮いていましたよ。何より、このミルキーグリーンの湯に入れる喜びw 温泉って視覚的効果も大きいですよね?



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ふぃ~♪ 湯温はちょっと温めの適温でゆっくりと入ってられますよ。浴感は少しヌメリを感じて柔らかい印象です。そしてなんと言ってもアブラ臭が鼻をくすぐります。この匂い、たまらんw 色といい匂いといい、いかにも効きそうですよ。



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すぐ隣りの東多賀の湯から数歩来ただけで、見た目も匂いもこんなに違うお湯に入れるなんて、しかもどちらも極上の温泉ですよ。鳴子温泉おそるべしですね。この隣り合った西多賀旅館と東多賀の湯はセットで、飲み比べならぬ浴み比べしてみると楽しいですよ。ちなみに女湯は、男湯を一回り小さくした感じみたいです。



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ほんとにいい温泉でした。この西多賀旅館にはいつか宿泊したいと考えているんだけど、宿泊は三泊以上の長期滞在の湯治客を優先していて、一泊二泊の短期のお客さんは長期滞在の客室に空きが出た場合のみ受け付けているそうです。なので宿泊予定の2~3日前に問い合わせて下さいとのこと。今回は断念しました。



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西多賀旅館の湯を堪能したあとは、こちらもすぐ目の前にあるスーパーに向かいました。このスーパーは、東多賀の湯や西多賀旅館に宿泊して自炊するさいにとても便利ですね。ほんとすぐ近くですし、食材やお惣菜にお酒も豊富に売っていますから。品揃えは都内のスーパーと変わりません。今度来る時は、そうやって何拍かゆっくりと自炊湯治してみたいなあ。



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ビールを買って、スーパーの前のベンチに座り一人で乾杯♪ ふぅ~、風呂上りはやっぱこれだねw



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一休みしたら再び列車に乗るために、鳴子温泉の街中をブラブラと歩きながら駅に向かいました。鳴子はこけしの町みたいで、いたるところにこけしがありましたよ(笑)



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もっと鳴子温泉の他の宿を湯巡りで回ってみようかなとも思ったけど、東多賀と西多賀の二つのお湯に大満足しちゃったし、なんせ今夜の宿泊先は東鳴子温泉の、アノ、強烈なアブラ臭で有名なアノ宿なんで、からだが疲れてしまう前に鳴子温泉駅から再び陸羽東線に乗り込んで、一つ戻る形で鳴子御殿湯駅に向かいました。















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■備考
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型)
(旧泉質名  含芒硝-重曹硫化水素泉)
源泉掛け流し 源泉温度50.1℃
緑色した乳白色 アブラ臭

立ち寄り入浴は10時から16時まで
宿泊した場合の入浴時間は、夜は22時までみたいです。




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宮城 鳴子温泉 東多賀の湯

2013-04-01
■訪問
2013年3月下旬 日帰り利用 @500円(湯巡りシールだと2枚で100円おとく)

■アクセス
東北新幹線 古川駅乗り換え
JR陸羽東線 鳴子温泉駅下車 徒歩10分くらい



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東京では初夏のような陽気が続き、桜の花が満開を迎えた(その後、また冬に逆戻りしたかのように寒くなったけど)。だけど宮城県では梅の花が開花したところだとローカルテレビで報じていた。近況はと言うと、先日やっと携帯をスマホにした。これで時代に取り残されたオッサンなんて言わせないぜい。折しも季節は新生活シーズン。新入生や新入社員のような初々しさはないが、身の回りに新しいアイテムが増えるのは楽しいものだ。



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だけど昔から変わらないものの良さもある。長年にわたって人々に愛されて歴史と風情を築き上げてきた温泉街、鳴子温泉にやってきた。一年ぶりの訪問だ。まずは駅にある観光センターで湯巡りチケットを購入。1200円だからシール1枚あたり200円。日帰り入浴料500円の施設でもシール2枚で入れるから100円おとく。このチケットは鳴子温泉郷と呼ばれる鳴子、東鳴子、川渡、鬼首、中山平の5つの温泉地に、赤倉、瀬見を含めた7地区で使えるそうだ。



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ここ鳴子温泉郷には日本にある11の泉質のうち9種類が集まっているそうで、宿によって単純泉から硫黄泉やら重曹泉などなど、まったく違う泉質の温泉を楽しめるのだ。まさに温泉の複合デパートやああああ ←ぇ
てことで普段は湯巡りなどせずに宿に籠る派な自分も、鳴子にくると湯巡りしちゃうのです。道路脇の側溝からも硫黄の香りが漂ってきました。



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お土産物屋や食事処が立ち並ぶ温泉街のメイン通りから外れて、線路を挟んだ反対側の裏路地を行く。ここまで来ると観光地化された温泉街の賑わいはなく、大型トラックの行き交う国道沿いに民家と、地元の人のご用達の大きなスーパーと、数件の湯治宿があるだけの素朴な風景となる。



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その湯治宿の中の一つ、東多賀の湯に先ずは立ち寄った。この宿は昨年に宿泊しているので再訪です。外観は何だか新築アパートのような佇まいだけど、ここのお湯と浴室の雰囲気がいいんですよ。



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湯治宿というと古くて暗くて歴史を感じさせるイメージだけど、館内はとても明るく綺麗にされています。宿の方も日帰り入浴客の自分を気持ち良く迎え入れてくれました。湯巡りチケットのシールを2枚剥がしてもらって、真っ直ぐ奥へと進みます。



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浴室手前の扉には、何やらたくさんの注意書きがあり、この扉を開けると強烈な硫黄の香りがしてきて納得しました。扉を開けたままにするとこの硫黄成分が館内に蔓延してしまうので必ず閉めて下さいね、ということですね。



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男女浴室の入り口の前には、こんな小上がりになった休憩処もあって、ご夫婦やカップルさんは入浴後の待ち合わせに便利ですね。



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では、お湯をいただきましょうか。



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おお~。
あふれ出た温泉の成分でマーブル模様に変色した床板、四角い浴槽に並々と注がれる白濁したお湯、湯花がこびりついたケロリンの桶、もうアートの領域ではないでしょうか(笑) なんとも素敵な風情を醸し出していますね。そして鼻をくすぐるタマゴのような強烈な硫黄臭。



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シャワーやカランなどはないので、こちらでかけ湯して入ります。



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はぁ~♪
湯温は熱すぎず温くない調度良い適温で、浴感はなめらかです。白濁の硫黄泉というと酸性でピリピリするイメージだけど、ここのお湯は酸性ではないので女性の方はお肌にも良さそうですね。なにより気持ちいいですよ~。



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源泉がドバドバと掛け流されていますよ。壁に面した湯船の縁にある丸い穴は、どうやら温泉から放出される硫化水素ガスを抜く通気口のようですね。それほど濃い~温泉なんでしょう。



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この浴室の風情もあって、出たり入ったりを繰り返しながらずっとここにいたい気分になりますね。以前に宿泊した時に女将さんと話したんだけど、この温泉に入ると身体が軽くなるんだそうです。浴後は本当に軽くなりました。この浴室は夜の雰囲気もいいので、宿泊してゆっくりと堪能するのもいいですよ。ただ、たしか夜中に湯抜き清掃をしていたような?



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東多賀の湯の玄関からパチリ。続いては東多賀の湯の目の前にある、指差す旅館に向かいました。















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■源泉
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素温泉(硫化水素型)
(旧泉質名  含土類重曹-芒硝硫化水素泉)
源泉掛け流し 源泉温度50,2℃
白濁の乳白色で硫黄のタマゴ臭

番犬ポチは人懐っこくて、じゃれて遊びました。

■備考
2食付きと朝食付きのプランがありました。館内は綺麗にされていて、部屋はこじんまりとした和室。小さなキッチンも付いているので、目の前のスーパーで食材を買って自炊もできますよ。
東多賀の湯(じゃらん)




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